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関関同立対策コラム
立命館大学グローバル教養学部とは?学べる内容・就職先・向いている人を徹底解説
立命館大学グローバル教養学部は、英語でリベラル・アーツを学び、世界の課題を文理横断で考える学部です。
関関同立の中でもかなり特徴がはっきりした学部で、オーストラリア国立大学とのデュアル・ディグリー・プログラムを中心に、グローバルな環境で学ぶことを前提とした設計になっています。
受験生の中には、「英語が得意なら向いているのか」「国際関係学部と何が違うのか」「留学が必須なのか」「就職はどうなるのか」と気になる人も多いと思います。
先に結論を言うと、立命館大学グローバル教養学部は、英語で幅広い学問を学び、将来は国内外で活躍したい人に向いている学部です。
一方で、英語で授業を受ける負荷、留学を含む学修環境、幅広い学問を自分で組み立てる難しさがあるため、「英語が好き」「海外に行きたい」だけで選ぶとギャップを感じやすい学部でもあります。
目次
立命館大学グローバル教養学部とは
立命館大学グローバル教養学部は、大阪いばらきキャンパスにある学部で、グローバル教養学科を設置しています。
公式情報では、文理にまたがる幅広い知識を、社会の発展や問題解決に役立てる方法論としてリベラル・アーツを学ぶ学部だと紹介されています。
ここで重要なのは、グローバル教養学部が「英語を学ぶ学部」ではないという点です。
英語は、世界の知識にアクセスし、海外の学生や教員と議論し、国際的な環境で学ぶための手段です。学ぶ内容は、哲学、歴史学、政治学、経済学、社会学、国際関係論、情報工学、経営学、デザイン学、心理学、持続可能な社会など、非常に幅広いです。
受験生からは、次のような相談をよく受けます。
- 英語が得意ならグローバル教養学部に向いているのか。
- 国際関係学部との違いが分からない。
- デュアル・ディグリーとは何か知りたい。
- 幅広く学べるぶん、専門性が弱くならないか不安。
- 就職や大学院進学でどのような進路があるのか知りたい。
この学部を考えるうえで大切なのは、「英語が好きか」だけではありません。
英語で学び、英語で考え、英語で議論しながら、社会課題に向き合う覚悟があるかが重要です。
リベラル・アーツで学ぶ内容
立命館大学グローバル教養学部では、リベラル・アーツ教育を通じて、文理を横断する幅広い学びを行います。
リベラル・アーツという言葉は、高校生には少し分かりにくいかもしれません。
簡単に言うと、1つの専門だけに最初から閉じこもるのではなく、人文・社会・自然・情報・デザインなどの知識を横断しながら、複雑な社会課題を考える学びです。
人文学系の学び
哲学、歴史学、文化研究、言語学などを通じて、人間や社会の価値観、歴史的背景、文化の違いを学びます。
グローバルな社会では、単に英語が話せるだけでは不十分です。相手の文化や歴史、考え方を理解する力が必要になります。
社会科学系の学び
政治学、経済学、社会学、国際関係論、経営学などを通じて、社会の仕組みを学びます。
貧困、紛争、環境、教育、企業活動、国際協力などの問題は、1つの学問だけでは説明できません。
社会科学の知識を組み合わせることで、現実の問題を多角的に考えられるようになります。
情報・デザイン・持続可能性
公式情報では、情報工学、デザイン学、持続可能な社会、心理学、教育学、障がい学などの学びも紹介されています。
これは、現代のグローバル課題が、政治や経済だけでは解決できないからです。
データ、テクノロジー、デザイン思考、教育、福祉、環境の視点を組み合わせることで、より実践的な問題解決につながります。
英語で学ぶ力
グローバル教養学部では、英語で専門科目を学ぶことが前提になります。
これは、英会話ができれば十分という意味ではありません。
英語で文献を読み、授業を理解し、レポートを書き、議論する力が必要です。
受験英語とは違う負荷があるため、入学後も英語を学び続ける姿勢が重要になります。
オーストラリア国立大学とのデュアル・ディグリー
立命館大学グローバル教養学部を語るうえで欠かせないのが、オーストラリア国立大学とのデュアル・ディグリー・プログラムです。
公式情報では、立命館大学とオーストラリア国立大学の2つの学位取得を目指す学びが紹介されています。
これは、一般的な短期留学とはかなり異なります。
海外に数週間行って語学を学ぶというものではなく、海外大学の授業を本格的に履修し、学位取得に向けて学ぶプログラムです。
そのため、求められる英語力、学習量、主体性は高くなります。
また、公式情報では、ANUでの授業履修ができなくなった場合でも、立命館大学で学修を継続して立命館大学の学位取得を目指せる仕組みについても説明されています。
留学や海外大学での学びに強い関心がある人にとっては大きな魅力ですが、生活環境や学修負荷、費用面も含めて、入学前にしっかり確認しておくべき学部です。
立命館大学グローバル教養学部の特色
立命館大学グローバル教養学部の特色は、英語で学ぶリベラル・アーツと、海外大学との連携によるグローバルな学修環境です。
この学部では、1つの専門を早い段階で固定するより、幅広い学問を横断しながら、自分の問題関心に合わせて学びを組み立てていくことが求められます。
これは自由度が高い一方で、簡単ではありません。
何を学びたいのか、どの社会課題に関心があるのか、どの分野を組み合わせたいのかを、自分で考え続ける必要があります。
また、授業が英語で行われるため、学問内容と語学の両方に向き合う必要があります。
「英語が好き」だけではなく、「英語で難しいテーマを学びたい」と思える人に向いている学部です。
保護者の方にとっては、一般的な国内文系学部とは学び方がかなり違う点を理解しておくことが大切です。
留学、英語授業、デュアル・ディグリー、幅広いリベラル・アーツという特徴は魅力ですが、その分、本人の主体性と学習意欲が強く求められます。
国際関係学部・文学部・経営学部との違い
国際関係学部との違い
国際関係学部は、国際政治、国際協力、開発、地域研究、国際経済などを中心に学ぶ学部です。
グローバル教養学部は、国際関係だけでなく、哲学、歴史、社会学、経済学、経営学、情報工学、デザイン、心理学、持続可能性などを横断して学びます。
- 国際関係学部:国際社会の政治・経済・文化・地域を専門的に学ぶ。
- グローバル教養学部:英語で文理横断のリベラル・アーツを学ぶ。
文学部との違い
文学部は、人文学を中心に、文学、歴史、哲学、言語、文化、地域を深く学ぶ学部です。
グローバル教養学部は、人文学に加えて、社会科学、情報、デザイン、持続可能性なども横断し、英語で学ぶ点が特徴です。
経営学部との違い
経営学部は、企業や組織の活動、マーケティング、会計、ファイナンス、国際経営を学ぶ学部です。
グローバル教養学部でも経営学を学ぶことはできますが、企業経営だけに特化するわけではありません。
グローバルビジネスを専門に学びたいなら経営学部、より幅広い教養と社会課題への応用を学びたいならグローバル教養学部が合いやすいです。
向いている人・向いていない人
立命館大学グローバル教養学部に向いている人
- 英語で専門科目を学びたい人。
- 海外大学での学びに強い関心がある人。
- 文理を横断して幅広く学びたい人。
- 国際社会の課題を多角的に考えたい人。
- 将来、海外大学院やグローバル企業を視野に入れている人。
- 自分で学びの計画を立て、主体的に動ける人。
立命館大学グローバル教養学部に向いていない可能性がある人
- 英語を使う授業に強い抵抗がある人。
- 留学や海外での学びに不安が強すぎる人。
- 1つの専門だけを最初から深く学びたい人。
- 幅広い学びを自分で組み立てることが苦手な人。
- 英語が好き、海外に行きたいという理由だけで選ぼうとしている人。
グローバル教養学部は、かなり魅力的な学部ですが、向き不向きがはっきり出やすい学部でもあります。
英語力、主体性、学習意欲、海外環境への適応力、自分で学びを組み立てる力が求められます。
卒業後の進路と就職先の傾向
立命館大学グローバル教養学部の卒業後の進路は、グローバル企業、IT、商社、広告、コンサルティング、金融、メーカー、海外大学院などが考えられます。
公式情報でも、国内外でグローバルに展開する大手企業への就職や、海外大学院への進学が紹介されています。
主な進路としては、次のような分野があります。
- IT企業
- 商社
- 広告・メディア
- コンサルティング
- 金融・保険
- メーカー
- 外資系企業
- 国際物流・航空
- 海外大学院進学
- 国際機関・NGOを目指す進路
グローバル教養学部で身につく力は、英語力だけではありません。
幅広い教養、異文化理解、課題発見力、ディスカッション力、論理的に考える力、英語で情報を扱う力は、グローバルに展開する企業や大学院進学で強みになります。
大学院進学について
グローバル教養学部は、海外大学院進学とも相性があります。
公式情報でも、オーストラリア国立大学やアメリカなどの大学院へ進学している卒業生が紹介されています。
国際機関や専門性の高いグローバルキャリアを目指す場合、大学院で専門分野を深める道も重要です。
資格との相性
グローバル教養学部は、資格取得そのものよりも、語学力と専門性の組み合わせが重要になる学部です。
- TOEFL
- IELTS
- TOEIC
- 英検
- IT・データ分析系資格
- 海外大学院進学に必要なスコア
特に海外大学院や留学を考える場合、TOEFLやIELTSのスコアは重要になります。
受験生がよく抱く疑問
英語が得意なら向いていますか?
英語が得意であることは大きな強みです。
ただし、英語力だけでは不十分です。英語で専門的な内容を読み、議論し、レポートを書く力が必要になります。
英語を目的にするのではなく、英語で何を学びたいかを考えることが大切です。
国際関係学部と迷ったらどう考えればいいですか?
国際政治、国際協力、開発、地域研究を専門的に学びたいなら国際関係学部が合いやすいです。
文理横断のリベラル・アーツを英語で学び、自分の関心に合わせて幅広く学びたいならグローバル教養学部が合いやすいです。
留学が不安でも大丈夫ですか?
不安があること自体は自然です。
ただし、この学部は海外大学との連携や英語での学びが大きな特徴です。留学や海外環境に対して強い拒否感がある場合は、慎重に考えた方がよいです。
不安があっても挑戦したい気持ちがあるかどうかが大切です。
受験情報と勉強アドバイス
立命館大学グローバル教養学部を目指す場合、英語は最重要科目です。
ただし、受験英語で点を取るだけではなく、入学後に英語で学ぶ力まで見据えて勉強する必要があります。
勉強の進め方としては、次の流れがおすすめです。
- 英単語・英熟語を早めに完成させる。
- 英文法と英文解釈で、正確に読む力をつける。
- 長文読解では、内容把握だけでなく論理展開を意識する。
- 英語で社会問題や国際的なテーマを読む練習も取り入れる。
- 国語は現代文の論理読解を重視する。
- 選択科目は暗記だけでなく、背景理解を意識する。
また、グローバル教養学部志望の受験生は、学部研究をかなり丁寧に行う必要があります。
一般的な文系学部とは学び方が大きく異なるため、英語開講、リベラル・アーツ、デュアル・ディグリー、ANUでの学び、卒業後の進路まで確認したうえで志望することが大切です。
まとめ
立命館大学グローバル教養学部は、英語でリベラル・アーツを学び、世界の課題を文理横断で考える学部です。
オーストラリア国立大学とのデュアル・ディグリー・プログラムを中心に、国内外で学ぶ環境が整っています。
この学部に向いているのは、英語で専門科目を学びたい人、海外大学での学びに挑戦したい人、幅広い学問を組み合わせて社会課題を考えたい人です。
一方で、英語が好き、海外に行きたいという理由だけで選ぶと、英語での授業、学習量、留学環境、リベラル・アーツの自由度にギャップを感じる可能性があります。
立命館大学グローバル教養学部を目指すなら、英語を徹底的に鍛えながら、自分が世界のどんな課題を学びたいのかを考えて受験勉強を進めていきましょう。
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