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関関同立対策コラム
立命館大学経済学部とは?学べる内容・就職先・向いている人を徹底解説
立命館大学経済学部は、社会全体のお金の流れ、企業活動、雇用、金融、国際経済、社会保障、地域経済などを学ぶ学部です。
経済学部と聞くと、「金融に強い学部」「公務員や銀行に行く人が多い学部」というイメージを持つ受験生も多いと思います。
もちろん、金融や公務員との相性はあります。ただし、経済学部の本質はそれだけではありません。経済学は、社会で起きている問題を、理論・データ・制度・歴史の視点から考える学問です。
先に結論を言うと、立命館大学経済学部は、社会全体の仕組みを数字・制度・政策から理解したい人に向いている学部です。
金融、公務員、メーカー、IT、コンサル、地域経済、国際協力など幅広い進路につながりますが、「数学を避けたいから経済学部」という選び方はおすすめできません。
目次
立命館大学経済学部とは
立命館大学経済学部は、びわこ・くさつキャンパスにある学部で、経済学科を設置しています。
経済学部では、ミクロ経済学、マクロ経済学、統計、計量経済、金融、国際経済、公共政策、社会保障、地域経済、ビジネス戦略などを学びます。
高校生の段階では、経済学という言葉が少し広すぎて分かりにくいかもしれません。
経済学とは、社会の中で限られた資源をどのように使い、人・企業・政府がどのように意思決定し、その結果としてどのような問題が起こるのかを考える学問です。
たとえば、次のような問いを扱います。
- なぜ物価は上がるのか。
- なぜ賃金が上がる業界と上がりにくい業界があるのか。
- 円安や円高は企業や家計にどう影響するのか。
- 少子高齢化で年金や医療はどう変わるのか。
- 地方経済を活性化するには何が必要なのか。
- 企業はどのような市場で競争し、利益を出しているのか。
経済学部は、ニュースで聞く出来事を「なんとなく」で終わらせず、仕組みとして理解する学部だと考えると分かりやすいです。
経済専攻・国際専攻の違い
立命館大学経済学部には、経済学科の中に次の2つの専攻があります。
- 経済専攻
- 国際専攻
経済専攻
経済専攻は、経済学の基礎から応用までを幅広く学ぶ専攻です。
金融、公共政策、社会保障、地域経済、ビジネス戦略、経済史など、国内外の経済問題を幅広く扱います。
金融業界、公務員、民間企業、地域経済、政策分析など、進路を幅広く考えたい人に向いています。
経済専攻は、まず経済学の土台をしっかり作り、その後に自分の関心に合わせて分野を深めたい人に合いやすいです。
国際専攻
国際専攻は、国際経済や各国経済、開発途上国問題、国際的な経済課題をより強く意識して学ぶ専攻です。
グローバル経済、国際貿易、国際金融、開発経済、多国籍企業、国際公共経済などに関心がある人に向いています。
海外経済、国際協力、グローバル企業、商社、国際機関、開発分野に関心がある場合は、国際専攻の学びが近くなります。
ただし、国際専攻は「英語を学ぶ専攻」ではありません。英語や外国語を使いながら、国際経済を経済学的に考える専攻です。
立命館大学経済学部で学べる内容
立命館大学経済学部では、経済学の基礎理論を学んだうえで、金融、国際、公共政策、社会保障、ビジネスなどの応用分野へ進んでいきます。
ミクロ経済学
ミクロ経済学では、個人、企業、市場の行動を学びます。
消費者はなぜその商品を買うのか、企業はなぜその価格で売るのか、市場ではどのように価格が決まるのかを考えます。
身近な例で言えば、コンビニの商品価格、アルバイトの時給、スマホ料金、外食チェーンの値上げなども、ミクロ経済学の視点で見ることができます。
マクロ経済学
マクロ経済学では、国全体の経済を扱います。
景気、失業率、物価、GDP、金利、為替、金融政策、財政政策などが主なテーマです。
ニュースでよく聞く「インフレ」「円安」「金融緩和」「増税」「景気後退」といった言葉を、仕組みとして理解できるようになります。
金融・ファイナンス
金融分野では、銀行、証券、保険、資産運用、金融市場、企業金融などを学びます。
金融業界を志望する人にはもちろん、企業の資金調達や投資判断に関心がある人にとっても重要な分野です。
ただし、金融を学ぶことは「投資で勝つ方法を学ぶ」ことではありません。お金の流れが企業や社会にどう影響するのかを考える学びです。
公共政策・社会保障
公共政策や社会保障では、税金、年金、医療、介護、福祉、労働政策などを経済学の視点から学びます。
少子高齢化が進む日本では、社会保障や労働政策の問題は非常に重要です。
公務員志望の人、社会問題に関心がある人、地域や福祉に関心がある人にとって、経済学部の中でも実社会とのつながりを感じやすい分野です。
国際経済・開発経済
国際経済では、貿易、国際金融、為替、多国籍企業、開発途上国の経済問題などを学びます。
グローバル化が進む中で、日本経済だけを見ていても、企業や社会の動きは理解できません。
海外との貿易、外国為替、国際的な企業活動、途上国の開発問題などを学ぶことで、世界経済の中で日本や企業を捉える力が身につきます。
統計・データ分析
経済学部では、統計や計量分析も重要です。
経済問題を考えるとき、感覚や印象だけでは不十分です。データを使って、どのような傾向があるのか、政策にどのような効果があるのかを分析する必要があります。
経済学部で身につくデータを読む力は、金融、IT、コンサル、メーカー、公務員など幅広い進路で活かせます。
立命館大学経済学部の特色
立命館大学経済学部の特色は、経済学の基礎理論を重視しながら、現代社会の具体的な課題に広げて学べる点です。
公式情報では、グローバル経済、労働・社会保障、ビジネス戦略、経済史など、現代社会の課題に結びつく多様な領域が示されています。
経済学部は、文系の中でも数学やデータと関わる機会が多い学部です。
その分、社会問題を感覚ではなく、理論とデータから考える力が身につきます。
また、立命館大学経済学部では、海外で調査・研究に取り組むプログラムや、経済学部独自の就職支援企画も紹介されています。
経済学は、大学で学ぶ内容と社会で起きている出来事がつながりやすい学問です。
ニュース、金融市場、企業活動、政策、地域経済、国際情勢に関心がある人にとって、学びが日常と結びつきやすい学部だと言えます。
経営学部・政策科学部・法学部との違い
経営学部との違い
経営学部は、企業や組織がどのように動き、価値を生み出すのかを学ぶ学部です。
経済学部は、企業だけでなく、家計、政府、市場、国際経済、社会保障など、より広い社会全体の仕組みを学びます。
- 経済学部:社会全体の経済や市場を分析する。
- 経営学部:企業や組織の活動を分析する。
景気、金融、政策、雇用、国際経済に関心があるなら経済学部、マーケティング、会計、組織、企業戦略に関心があるなら経営学部が合いやすいです。
政策科学部との違い
政策科学部は、社会課題を発見し、調査し、解決策を提案する学部です。
経済学部も政策を扱いますが、経済理論やデータ分析を使って社会を考える点に重心があります。
社会課題を幅広く解決したいなら政策科学部、経済の仕組みやデータから問題を考えたいなら経済学部が向いています。
法学部との違い
法学部は、法律や政治制度を軸に社会を考える学部です。
経済学部は、市場、お金、政策効果、企業活動、国際経済を軸に社会を考えます。
社会をルールや権利から見たいなら法学部、経済や市場から見たいなら経済学部が合いやすいです。
向いている人・向いていない人
立命館大学経済学部に向いている人
- 景気、金融、雇用、物価、国際経済に関心がある人。
- ニュースの背景を仕組みとして理解したい人。
- 金融、公務員、メーカー、IT、コンサルを視野に入れている人。
- データや数字を使って社会を考える力を身につけたい人。
- 地域経済や社会保障、公共政策に興味がある人。
- 国際経済や開発途上国問題に関心がある人。
立命館大学経済学部に向いていない可能性がある人
- 数学やデータを完全に避けたい人。
- 企業のマーケティングや商品企画だけを学びたい人。
- 法律や政治制度を中心に学びたい人。
- 社会問題やニュースにあまり関心がない人。
- 就職に強そうという理由だけで選ぼうとしている人。
経済学部は、数学が得意でないと絶対に無理という学部ではありません。
ただし、グラフ、統計、データ、モデルを扱うため、数字から逃げる前提で選ぶのは危険です。
「数字を使って社会を考える力を身につけたい」と思える人には、非常に相性の良い学部です。
卒業後の進路と就職先の傾向
立命館大学経済学部の卒業後の進路は幅広いです。
公式情報では、金融、地方公務員、地方金融機関、地方有力企業へのUターン就職なども紹介されています。
主な進路としては、次のような分野があります。
- 金融・保険
- 証券
- メーカー
- 商社
- IT・情報通信
- コンサルティング
- 不動産
- 公務員・地方自治体
- 地域金融機関
- 大学院進学
経済学部で身につく力は、特定の業界だけに限定されません。
市場を見る力、データを読む力、政策の影響を考える力、企業や社会の動きを分析する力は、多くの仕事で活かされます。
大学院進学について
経済学をさらに専門的に学びたい場合、大学院進学も選択肢になります。
計量経済、金融、公共政策、国際経済、開発経済などを深めたい人は、大学院で研究を続ける道もあります。
また、税理士や研究職、専門職を目指す場合にも、大学院進学が関係することがあります。
資格との相性
経済学部は、次のような資格・進路と相性があります。
- 公務員試験
- 日商簿記
- ファイナンシャル・プランナー
- 証券外務員
- 中小企業診断士
- 税理士
- 統計・データ分析系資格
資格はあくまで補助的なものですが、金融、公務員、会計、データ分析に関心がある人は、大学の学びと資格学習を組み合わせやすいです。
受験生がよく抱く疑問
経済学部と経営学部で迷ったらどう考えればいいですか?
社会全体の経済や市場、金融、政策に関心があるなら経済学部が合いやすいです。
企業のマーケティング、会計、組織、商品企画、経営戦略に関心があるなら経営学部が近いです。
かなり簡単に言えば、経済学部は「社会全体を見る学部」、経営学部は「企業や組織を見る学部」です。
数学が苦手でも大丈夫ですか?
入学時点で数学が得意である必要はありません。
ただし、経済学部ではグラフ、統計、データ、数理モデルに触れます。数学を完全に避ける前提で入ると、入学後に苦労する可能性があります。
苦手でも、必要な範囲を学び直す姿勢があれば十分に対応できます。
国際専攻は英語が得意な人向けですか?
英語力があると有利です。
ただし、国際専攻は英語だけを学ぶ専攻ではありません。国際経済、国際貿易、開発経済、国際金融などを経済学の視点から学ぶ専攻です。
英語が好きというだけでなく、世界経済や国際的な経済問題に関心があるかを考えてみてください。
受験情報と勉強アドバイス
立命館大学経済学部を目指す場合、まず英語を安定させることが重要です。
関関同立の文系入試では、英語の完成度が合否を大きく左右します。経済学部志望であっても、英単語、英文法、英文解釈、長文読解を順番に固める必要があります。
また、経済学部では入学後に数字やデータを扱うため、数学選択で受験する人はもちろん、社会選択の人も、グラフや資料を読み取る力を意識しておくとよいです。
勉強の進め方としては、次の流れがおすすめです。
- 英語は単語・文法・解釈・長文を順番に固める。
- 現代文は筆者の主張と根拠を正確に読む。
- 古文は単語・文法を早めに完成させる。
- 社会選択の場合は、暗記だけでなく経済や社会の背景も理解する。
- 数学選択の場合は、基礎問題を確実に得点できる状態にする。
- 過去問演習では、時間配分と設問処理を確認する。
経済学部志望の受験生は、ニュースに触れることも役立ちます。
ただし、受験期にニュースばかり追う必要はありません。まずは入試科目の基礎を固め、合格点を取る力を作ることが最優先です。
まとめ
立命館大学経済学部は、経済学科の中に経済専攻と国際専攻を置き、社会全体の経済や市場の仕組みを学ぶ学部です。
ミクロ経済学、マクロ経済学、金融、公共政策、社会保障、国際経済、統計、データ分析などを通じて、社会で起きる問題を理論とデータから考えます。
この学部に向いているのは、景気、金融、雇用、物価、国際経済、公共政策に関心があり、数字やデータを使って社会を理解したい人です。
一方で、数学やデータを完全に避けたい人、企業のマーケティングだけを学びたい人は、経営学部など他学部との違いも含めて考える必要があります。
立命館大学経済学部を目指すなら、英語・国語・選択科目の基礎を固めながら、自分が経済学を通じて社会のどんな問題を考えたいのかを整理していきましょう。
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