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関関同立対策コラム

【合格体験記・立命館】同志社には届かなかったけれど立命館大学理工学部に合格できた理由|N.S.さんと塾長の対談

今回は、高校3年生の春に関関同立合格塾へ入塾し、立命館大学理工学部に合格したN.S.さんと塾長の角田の対談を紹介します。

N.S.さんは、理系科目が嫌いなわけではありませんでした。ただ、高2までは部活と学校課題が中心で、本格的な受験勉強には入り切れていませんでした。入塾時点では、数学IIIがまだ学校で終わっておらず、物理も力学以外に不安がある状態でした。

第一志望だった同志社大学理工学部には届きませんでしたが、数IIIと物理の学習計画を現実的に組み直し、立命館大学理工学部の合格を勝ち取ることができました。この記事では、その過程を対談形式で紹介します。

この記事は、立命館大学理工学部を目指している方、数学IIIや物理の進度に不安がある方、第一志望との距離を見ながら現実的に合格を取りたい方に向けた合格体験記です。

N.S.さんのプロフィール

  • 公立高校出身
  • 高校3年生の3月に入塾
  • 理系志望
  • 部活と学校課題中心で、受験勉強の本格化が遅れていた
  • 数学IIIが学校でまだ終わっていなかった
  • 物理は力学以外に不安があった
  • 合格大学:立命館大学理工学部、大阪工業大学工学部
  • 不合格大学:同志社大学理工学部

入塾時の状況

角田

入塾した高3春の時点では、どんなことに不安がありましたか?

N.S.さん

一番不安だったのは、数学IIIが間に合うのかということです。学校でまだ終わっていない単元があり、周りの受験生はもっと進んでいるのではないかと焦っていました。

物理も、力学はまだ何とかなる感覚がありましたが、電磁気や波動になると急に解けなくなることが多かったです。

N.S.さんは、理系科目への拒否感が強いタイプではありませんでした。理解力もあり、説明を聞くと納得できることは多くありました。

ただ、演習量が不足していました。分かったつもりで終わってしまい、テストや模試では計算ミスや典型問題の取りこぼしが出る状態でした。

入塾時点で整理した課題は、以下の通りです。

  • 数学IIIの未習・未完成範囲がある
  • 物理の電磁気・波動・熱力学に不安がある
  • 理解した問題の反復が足りない
  • 計算ミスが多く、得点が安定しない
  • 同志社理工と立命館理工の両方を見た戦略が必要

数学IIIの遅れをどう取り戻したか

角田

数学IIIは、最初どのように進めましたか?

N.S.さん

最初は、とにかく全部を急いで終わらせないといけないと思っていました。でも、それだと理解が浅いまま進んでしまうと言われました。

まずは微分・積分を中心に、基本問題を確実に解けるようにしました。計算練習も、思っていたより大事でした。

理系受験では、数学IIIの完成時期が合否に大きく関わります。ただし、焦って先へ進めるだけでは、入試で得点できる状態にはなりません。

N.S.さんには、数学IIIを次の順番で進めてもらいました。

  • 学校で未習の範囲を確認する
  • 極限・微分・積分の基本計算を固める
  • 典型問題の解法パターンを整理する
  • 計算ミスが出やすい箇所を記録する
  • 過去問に入る前に頻出単元を優先して仕上げる

数学IIIは、理解だけでなく計算の安定感も必要です。N.S.さんの場合、解き方は分かっていても、途中計算で崩れることが多かったため、基礎計算の反復も学習計画に入れました。

物理の力学以外をどう固めたか

角田

物理は、どの分野で苦戦していましたか?

N.S.さん

力学はまだ問題を見たら何となく方針が立てられました。でも、電磁気や波動は問題文を読んでも何を使えばいいか分からないことが多かったです。

公式は覚えているつもりでも、問題になると使えない感じでした。

物理は、公式を覚えるだけでは得点が安定しません。問題文を読んで、状況を整理し、どの式を立てるかを判断する必要があります。

N.S.さんには、物理で以下のことを意識してもらいました。

  • 問題文を読んだら、まず図を書く
  • 力学では、力の向きと運動方程式を丁寧に確認する
  • 電磁気では、公式の使い分けを整理する
  • 波動・熱力学は、基本問題を反復して苦手意識を減らす
  • 解けなかった問題は、最初の一手を言語化する

物理では、「解答を見れば分かる」状態から「初見で方針を立てられる」状態に変える必要があります。そのために、問題ごとに何を見て、どの考え方を使うのかを確認していきました。

同志社には届かなくても立命館理工に合格できた理由

角田

同志社理工は不合格でしたが、立命館理工には合格しました。この結果をどう受け止めていますか?

N.S.さん

同志社に届かなかった悔しさはあります。でも、入塾したときの状態を考えると、立命館理工に合格できたことは大きかったです。

最初は全部の大学を同じように対策しようとしていましたが、現実的にどこで点を取るかを考えるようになってから、勉強の優先順位がはっきりしました。

受験では、第一志望に届かないこともあります。しかし、そこで終わりではありません。大切なのは、自分の現状を見ながら、合格できる可能性を最大化することです。

N.S.さんの場合、同志社理工を目指しながらも、立命館理工を確実に取りに行く戦略が必要でした。

そのため、以下の点を意識しました。

  • 数学IIIの頻出単元を優先して仕上げる
  • 物理で基本問題を落とさない状態を作る
  • 英語は大きく崩さず、安定した得点を狙う
  • 過去問で取るべき問題と後回しにする問題を分ける
  • 合格可能性の高い大学・学部の対策を軽視しない

立命館理工学部の過去問対策

角田

過去問演習では、どんなことを意識しましたか?

N.S.さん

最初は、難しい問題に時間をかけすぎることが多かったです。解けそうで解けない問題にこだわって、他の問題に手が回らないことがありました。

過去問をやる中で、まず取るべき問題を確実に取ることを意識するようになりました。

立命館理工学部の過去問対策では、満点を狙うのではなく、合格点に必要な問題を確実に取り切る意識が重要です。

N.S.さんには、過去問演習で以下の点を確認してもらいました。

  • 数学で基本問題を確実に取れているか
  • 数学IIIの計算ミスが得点に影響していないか
  • 物理で方針が立たない問題を分類できているか
  • 時間配分で解ける問題を落としていないか
  • 英語で安定して得点できているか

過去問を解いた後は、点数だけでなく、次の1週間で何を修正するかまで学習計画に反映しました。これにより、演習を重ねるごとに得点の取り方が少しずつ明確になっていきました。

理系で関関同立を目指す人へ

角田

最後に、理系で関関同立を目指している受験生へ伝えたいことはありますか?

N.S.さん

理系は、数IIIや物理が遅れているとかなり焦ると思います。でも、焦って全部を中途半端にするより、優先順位を決めることが大事だと思いました。

第一志望に届かなかった悔しさはありますが、立命館理工に合格できたことは本当に良かったです。現実的な戦略を立てることも、受験では大事だと思います。

理系受験では、科目数が多く、数学IIIや理科の完成にも時間がかかります。だからこそ、今の進度を正しく見て、合格までの優先順位を決めることが大切です。

第一志望だけを見て無理な計画を立てるのではなく、併願校も含めて、どの大学でどう得点するかを考えることが、合格を取り切るうえで重要になります。

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まとめ

N.S.さんは、高3春の入塾時点で、数学IIIの進度や物理の未完成分野に大きな不安を抱えていました。第一志望だった同志社大学理工学部には届きませんでしたが、数IIIと物理の優先順位を整理し、過去問分析を通じて得点戦略を立てたことで、立命館大学理工学部の合格を勝ち取ることができました。

理系受験では、理想だけでなく現実的な戦略も大切です。今の状況を正しく把握し、合格可能性を高めるための学習計画を作ることが、関関同立合格への近道になります。

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