Column

関関同立の併願対策|同志社・関大・立命館の過去問で失点原因を比較する

関関同立の併願対策|同志社・関大・立命館の過去問で失点原因を比較する

関関同立の併願で、同志社大学を第一志望にしながら関西大学・立命館大学も受けるなら、過去問の合計点だけでなく「どこで、なぜ失点したか」を3校で比較しましょう。同じ語彙や知識の不足が原因なら、共通の復習にまとめられます。一方、解答方法や設問処理の違いで落とす問題には、候補の方式に合わせた練習が必要です。

同志社対策を続ければ併願先も解けるのか、それとも別の教材が必要なのか。この迷いは、大学名の難易度順では解決しません。この記事では、3校の過去問を同じ失点分類で記録し、共通課題と併願専用の課題を分ける比較手順を示します。

点数より原因を比較

異なる試験の素点をそのまま順位付けせず、失点の理由を見ます。

共通課題をまとめる

3校で繰り返す弱点を、1つの復習課題へ集約します。

専用対策を絞る

形式の違いで止まる部分だけ、方式別の練習を追加します。

主に文系一般選抜を想定した学習上の提案です。科目・配点・方式は受験年度の公式情報で確認し、過去問の得点を合格保証と受け取らないでください。

3校の比較前に試験条件をそろえる

比較するのは同じ受験生の失点原因です。大学間の得点を公平に順位付けするためのテストではありません。先に条件を記録し、比較できない数字を並べないようにしましょう。

学部・方式・年度を問題冊子と照合する

同志社、関大、立命館について、志望学部と受験予定の方式に対応する問題を選びます。各冊子の年度、試験日、科目、時間、解答方法を記録し、現在の受験条件と違う部分を確認してください。

関西大学の2027年度一般入試情報では、入試概要と過去問題の確認先が分かれています。過去の問題を解くことと、現在の方式に出願できることは別の確認です。

立命館も入試ガイド2027で学部別の方式を確認します。同志社は公式の一般選抜情報を参照してください。2026年10月24日の確認時点で、同ページの「要項」と「インターネット出願手順」は2026年度入試の情報で、2027年度分は2026年11月初旬に掲載予定と案内されています。試験日程・科目・配点などは別の項目に分かれているため、ページ全体を昨年度の情報と捉えず、資料・項目ごとに対象年度を確認しましょう。2027年度の要項公開後は、過去問演習で想定した科目・出題範囲・解答方法と受験年度の条件を照合してください。

未見の問題と解き直しを混ぜない

本命だけ一度解いた問題、併願先だけ初見という組み合わせでは、得点に記憶の影響が入ります。初回の診断には未見の問題を使い、解き直しの点数は別欄に残しましょう。

未見の問題を用意できない場合は、その条件を書き、得点ではなく解答手順の確認に使います。3校分を1日に詰め込む必要もありません。疲労や集中状態が大きく違った日は、その状況を添えて比較します。

失点を4つの原因に分ける

問題番号の横に、不正解の理由を同じ分類で付けます。以下は大学公式の分類ではなく、当塾が提案する復習用の記録方法です。

3校で同じ分類を使うことで、「大学が違うから全部別対策」と考えずに済みます。原因が複数ある場合は、主な原因と副次的な原因を併記してください。

失点分類確認すること記録例復習の方向
知識必要な語彙・事項を思い出せたか同じ意味の語を3校で取り違えた共通の知識復習を候補にする
読み取り本文や条件を正しく把握したか否定条件や指示の対象を見落とした根拠・条件を明示して解き直す
解答・形式分かった内容を指定どおり答えたか字数や選択数の指定に対応できなかったその方式の解答手順を練習する
時間配分知識はあっても処理が間に合わなかったか一問に粘って後半が未着手になった処理順と区切り時間を試す

「時間切れ」を原因の終点にしない

時間切れの中にも、語彙が分からず読み直した、内容は分かったが選択肢で迷った、解答の書き方に戸惑った、という違いがあります。時間を延ばして解けたかだけでなく、止まった場所を残しましょう。

知識不足を放置して制限時間だけ短くしても、処理の練習にならない場合があります。逆に内容を説明できるのに指定どおり答えられないなら、教材を最初から増やす前に解答練習を検討できます。

正解でも、根拠を説明できない問題を残す

偶然選んだ正解は、安定して解けた問題とは分けます。「根拠を本文に示せる」「条件を言い直せる」かを確認し、不安定な正解として記録してください。

記述問題で採点基準が不明な場合も、自己採点の点数を確定値にせず、解答例との違いと採点の不確実さを残します。

同じ弱点か、方式固有の課題かを見分ける

3校の記録を並べ、同じ原因が繰り返されているかを見ます。同じ科目名であっても、失点の原因まで同じとは限りません。

共通課題は、復習する内容が同じかで判断する

例えば、3校の英語で同じ語彙の意味を取り違えていたら、その語彙の整理はまとめられます。日本史で同じ時代の制度を混同している場合も、まず共通の知識を直す課題になります。これは分類を説明する架空の例であり、3校の実際の出題を示すものではありません。

「英語で落とした」という大きな分類だけでまとめないでください。復習すべき語や文の構造、事項まで同じかを確認します。

専用課題は、理解と解答の間の差を見る

本文内容を説明できても、候補方式の解答方法で失点するなら、その方式に合わせた練習が必要です。選択肢の比較、複数条件への対応、記述のまとめ方など、実際の問題で止まった操作を特定します。

「同志社はこう、関大はこう、立命館はこう」と全学部を固定的に分類するのは避けましょう。学部・方式・年度の異なる試験へ、自分が解いた1冊の特徴を一般化しないことが大切です。

別年度でも同じ操作で失点するかを確かめると、偶然の苦手問題なのか、繰り返す課題なのかを整理できます。出題範囲や形式変更があれば、その年の条件を別に記録してください。

共通の復習と併願専用の練習へ振り分ける

比較の目的は教材を3校分増やすことではなく、必要な作業を特定することです。同じ課題を重複して予定へ入れず、専用練習は実際に止まる部分へ絞ります。

  1. 3校で重なる原因から、今週直す共通課題を選ぶ。
  2. 現在の教材で復習できる問題を指定する。
  3. 候補方式で残る解答操作を、別の短い練習として置く。
  4. 同志社の演習・復習を予定に残し、併願練習の実施と解き直しの日を決める。

形式を知るだけと、使えるようにすることを分ける

解答方法を読んだだけでは、制限時間の中で扱えるかは分かりません。該当する問題群で手順を試し、どこで止まったかを記録してから、科目全体の時間配分で確かめます。

本命の点数が低いから併願先だけに逃げる、併願先は簡単そうだから一度も試さない、という両極端を避けましょう。比較した失点から、共通で直すことと別に練習することを決めます。

教材追加は、今の教材で埋まらない課題があるときに検討する

共通の語彙や知識の抜けなら、すでに使っている教材の該当箇所を先に復習します。新しい問題集を買う前に、「今の教材のどこでは対応できないのか」を説明してください。

必要な形式練習を過去問で行える場合もあります。採点や解答方針を自力で判断できない部分は、学校の先生や指導者に確認しましょう。

共通課題の定着確認には、「やったつもり」を防ぐ確認テストが参考になります。本命側の課題整理は、同志社志望で必要な学習管理も確認してください。

比較するときに残る疑問

3校の比較は、個人の合格確率を算出するものではありません。学習課題を見つけるための使い方を補足します。

得点率が最も高い大学を併願先にすればよいですか?

得点率だけでは決められません。問題の難しさ、配点、採点、得点調整の条件が異なり、自己採点にも限界があります。進学意思や受験条件の確認は別に必要です。併願校自体の選び方は、同志社大学の併願校の選び方で整理してください。

関大・立命館で失点が多ければ、同志社対策を止めますか?

それだけでは止めません。共通の知識不足なのか、その方式の解答操作に慣れていないのかを確認します。本命対策の変更を、併願先1年度の素点だけで決めないでください。

3校とも時間切れなら、全部の過去問を増やすべきですか?

先に止まる原因を分けます。共通する読み取りの弱点を直す場合と、方式別の時間配分を練習する場合では、必要な作業が違います。過去問を解いた回数だけで改善を判断しないでください。

次の過去問で課題が再現するか確かめる

比較後は、直した課題が別の問題でも使えるかを確認します。同じ問題の答えを覚えて得点が上がることと、失点原因が改善することを区別しましょう。

  • 問題番号・失点分類・具体的な原因を3校で記録する。
  • 共通課題には復習する教材と箇所を指定する。
  • 専用課題には練習する解答操作と対象方式を指定する。
  • 次の未見問題で、同じ原因による失点が残るかを見る。

参考資料は受験条件の確認先であり、本文の失点分類は当塾の学習提案です。

参考資料

参照日:2026年10月24日。受験年度の正式要項と訂正情報を優先してください。

同志社対策と関大・立命館の併願対策を分けられない方へ

3校の問題番号と失点原因を並べると、共通で復習することと、方式別に練習することを整理しやすくなります。過去問の記録をもとに、週間計画への振り分けを相談してみてください。

公式LINEから、無料学習相談・無料体験授業の予約ができます。

公式LINEで無料学習相談する

今日の一歩は、3校分の教材を増やすことではなく、直近の過去問から失点を1つずつ取り出すことです。「知識・読み取り・解答形式・時間配分」のどこで止まったかを書き、共通で直せる課題を1つ選びましょう。

関関同立合格塾では、オンラインのマンツーマン授業と個別学習計画で、関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学を目指す高校生・浪人生をサポートしています。

無料学習相談の内容を見る

あなたの志望校合格への道筋を
明確にします

現在の学力から志望校を分析し
最短ルートの合格戦略をご提案します。
保護者様・生徒さんともに
お気軽にご相談ください。