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関関同立を目指すうえでやってはいけない勉強法
関関同立を目指すうえでやってはいけない勉強法
関関同立を目指して勉強しているのに、思うように成績が伸びない。勉強時間は増やしているのに、模試や過去問の点数につながらない。そんなときは、努力量だけでなく「勉強法そのもの」が合っているかを見直す必要があります。この記事では、関関同立を目指すうえでやってはいけない勉強法と、その改善策を整理します。
関関同立対策では「量」だけでは足りない
関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学を目指す場合、一定の勉強量はもちろん必要です。ただし、勉強時間を増やすだけで合格に近づくわけではありません。
以下の英語・国語・地歴公民の例は文系科目を中心とした説明です。必要科目は対象年度・学部・方式の正式要項で確認し、数学・理科、漢文や記述問題が必要な場合はその対策も組み込みます。基礎が不十分なまま過去問だけを解いたり、参考書を増やしすぎたりすると、時間を使っているのに点数が伸びにくくなります。
大切なのは、今の学力と志望校の差を見たうえで、何をやめて何に集中するかを決めることです。
やってはいけない勉強法1:参考書を増やしすぎる
参考書を追加するときは、目的の重複と、復習に使える時間を確認します。不安だけを理由に追加し、取り組む範囲が学習可能な量を超えると、復習が不足することがあります。
参考書は、数を持っていることではなく、入試で使える状態まで定着していることが重要です。英単語帳、英文法、古文単語、日本史や世界史の一問一答などは、目的が重なる場合は使用範囲を整理し、自力で答えや理由を説明できるか、初見の関連問題に使えるかを確認します。説明が合わない場合の変更や、不足範囲を補う追加まで避ける必要はありません。
改善策
- 今使う教材を科目ごとに絞る
- 新しい教材を買う前に、既存教材の完成度を確認する
- 「解いた量」ではなく「解き直して正解できる量」を見る
やってはいけない勉強法2:過去問だけを解く
過去問演習は重要ですが、過去問だけを解いても成績が伸びるとは限りません。過去問は、早い段階の形式確認、既習範囲の部分演習、全範囲の時間を測った年度演習で使い分けられます。基礎の完成を待たず、目的に応じて基礎復習と並行できます。解いた後に原因分析と復習をしなければ、ただ点数を見て一喜一憂するだけになってしまいます。
特に英語で時間が足りない場合、長文の読み方、語彙、文法、設問処理のどこに原因があるかを分けて確認する必要があります。国語も同じで、本文が読めていないのか、選択肢の切り方が甘いのかで対策は変わります。
改善策
- 過去問を解いた後に、失点原因を科目別に分ける
- 間違えた問題を「知識不足」「読み違い」「時間不足」に分類する
- 過去問演習と基礎復習をセットで進める
やってはいけない勉強法3:得意科目だけに偏る
得意科目は勉強していて手応えを感じやすいため、つい時間をかけたくなります。一方で、苦手科目は避けたくなります。ただし、必要科目の配点や失点状況によっては、苦手科目の補強を優先した方が総点を伸ばせる場合があります。
もちろん、得意科目を伸ばす戦略が有効な場合もあります。科目別の目標点は、配点と現在の得点、改善に必要な時間から個別に設定します。大学が科目別基準を公表している場合を除き、独自の目標点を合否の必須条件として扱わないでください。
| 危険な状態 | 英語だけ、社会だけなど、得意科目の勉強時間が極端に多い |
|---|---|
| 見るべきこと | 同じ条件で比較できる総点と合格最低点の関係、科目別の配点・失点原因・改善余地 |
| 改善策 | 塾からの提案として、必要科目の学習量を配点・到達状況・時間に応じて調整する |
合格最低点は同じ年度・学部・方式の満点・配点、得点調整・換算の有無を確認して比較します。素点の自己採点と調整後の最低点は単純に差を計算できません。配点・採点基準が非公表なら自己採点は概算とし、初見と解き直し、制限時間の条件も区別します。総点の最低点を科目別の合格基準として扱わないようにしましょう。
やってはいけない勉強法4:勉強時間だけを目標にする
「今日は8時間勉強した」「休日は10時間机に向かった」という勉強時間は、努力の目安にはなります。しかし、時間だけを目標にすると、何を達成したかが曖昧になりやすいです。
関関同立対策では、勉強時間と同じくらい、到達目標が重要です。英単語を何語確認したのか、長文を何題復習したのか、古文文法をどこまで説明できるのか、過去問でどの設問形式を改善したのかを見なければなりません。
改善策
- 勉強時間と一緒に「今日できるようにすること」を決める
- 終了後に、何が定着したかを確認する
- 長時間勉強よりも、復習まで完了したかを重視する
やってはいけない勉強法5:模試の判定だけで判断する
模試の判定は参考になりますが、判定だけで志望校を下げたり、勉強法を大きく変えたりするのは慎重に考えるべきです。模試は入試本番と出題形式や難易度が異なることもあります。偏差値や成績の推移を比べるときは、模試名・実施回・受験学年・受験科目、科目別か総合かを確認します。判定は合格を保証するものではありません。
重要なのは、判定そのものではなく、どの科目で失点しているか、どの分野を改善すれば点数が上がるかです。E判定でも、原因が明確で改善余地が大きい場合は、まだ伸びる可能性があります。反対に、A判定でも過去問で点数が安定しないなら注意が必要です。
やってはいけない勉強法6:復習せずに次へ進む
問題集をどんどん進めているのに成績が伸びない場合、復習不足が原因かもしれません。受験勉強では、一度解いた問題を「解いたことがある」で終わらせるのではなく、次に出たときに自力で解ける状態にする必要があります。
特に英語長文、英文法、古文、日本史、世界史などは、間違えた問題の復習が点数に直結します。解きっぱなしが続くと、勉強量のわりに成果が出にくくなります。
関関同立志望者が優先すべき勉強の考え方
関関同立を目指すなら、やるべきことを増やす前に、今やっている勉強が入試得点につながっているかを確認することが大切です。
| 英語 | 単語、文法、構文、長文読解、時間配分を分けて確認する |
|---|---|
| 国語 | 必要範囲に応じて本文読解、選択肢、古文単語・文法、漢文や記述への対応を確認する |
| 地歴公民・数学・理科など | 必要科目に応じて知識の理解・運用、資料読解、計算過程や論述・記述を確認する |
| 過去問 | 点数だけでなく、失点原因と次の改善策を記録する |
個別学習計画の作成はご希望の方のみです。詳しくは料金・サポート内容をご確認ください。
勉強法に迷ったら、早めに相談する
関関同立対策で危険なのは、合っていない勉強法を何か月も続けてしまうことです。特に高3の夏以降は、残り時間が限られているため、勉強法のズレを早めに修正する必要があります。
関関同立合格塾では、関関同立を目指す高校生・浪人生に向けて、オンライン個別指導と学習管理を行っています。授業だけでなく、志望校から逆算した学習計画や、科目ごとの優先順位づけを重視しています。
今の勉強法で本当に合っているのか、過去問や模試の結果をどう見ればよいのか不安な場合は、一度状況を整理してみることをおすすめします。
まとめ
この記事で見直しの対象として挙げたのは、参考書を増やしすぎること、過去問だけを解くこと、得意科目だけに偏ること、勉強時間だけを目標にすること、模試の判定だけで判断すること、復習せずに次へ進むことです。
大切なのは、努力量を否定することではなく、その努力が得点につながる形になっているかを確認することです。今の学力と志望校との差を見ながら、やめる勉強と続ける勉強を整理していきましょう。
関関同立に向けた勉強法や学習計画に不安がある場合は、現在の教材・模試結果・過去問の状況を一度整理することから始めてください。
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