Column

受験期に親が言ってはいけない言葉・言ってよい言葉

受験期に親が言ってはいけない言葉・言ってよい言葉

受験期に親が言ってはいけない言葉は、子どもを責める言葉、不安をあおる言葉、他人と比べる言葉です。言ってよい言葉は、状況を確認し、次の行動を一緒に整理する言葉です。

大学受験が近づくほど、保護者は不安になります。子どもが思うように勉強していない、模試の判定が悪い、スマホばかり触っているように見える。そんなとき、つい強い言葉をかけてしまうこともあると思います。

ただ、受験期の声かけは、子どもの行動に大きく影響します。親の言葉がきっかけで前向きに動けることもあれば、反発や沈黙につながることもあります。大切なのは、正論をぶつけることではなく、子どもが次の行動を取りやすくなる言葉を選ぶことです。

この記事の要点

責めない「本当に受かる気あるの?」のような言葉は不安と反発を強めます。
比べない友人や兄弟との比較は、受験期の自己肯定感を下げやすいです。
行動に変える声かけは、次に何をするかが決まる言葉に置き換えます。

受験期に親が言ってはいけないのは、子どもを追い詰める言葉です

受験期の子どもは、表に出さなくても不安を抱えていることが多いです。模試の判定、志望校との差、友人との比較、勉強しても伸びない焦りなど、本人なりにプレッシャーを感じています。

その状態で、親から強い言葉を受けると、勉強への危機感が高まるよりも、親との会話を避ける方向に進んでしまうことがあります。特に、人格を否定する言葉や他人と比べる言葉は避けたいところです。

親の不安をそのまま言葉にすると、子どもには責められているように届くことがあります。まずは感情ではなく、状況確認の言葉に置き換えることが大切です。

言ってよい言葉は、次の行動が決まる言葉です

受験期に効果的な声かけは、子どもを安心させるだけの言葉ではありません。今の状況を整理し、次に何をするかが見える言葉です。

たとえば、「勉強しなさい」と言うよりも、「今日やる範囲は決まっている?」と聞く方が、行動を確認しやすくなります。「このままだと落ちるよ」と言うよりも、「次の模試までにどの科目を優先する?」と聞く方が、具体的な話に進みやすくなります。

避けたい言葉 子どもに起こりやすい反応 置き換えたい言葉
本当に受かる気あるの? 責められたと感じ、黙りやすい 今いちばん不安な科目はどれ?
勉強しなさい 聞き流しや反発につながりやすい 今日やる範囲は決まっている?
友達はもっとやっているよ 比較されていると感じやすい 今週の計画はどこまで進んだ?
その成績で大丈夫? 不安だけが強くなる 模試の復習で次に直すところはどこ?

場面別に、声かけの目的を変えます

同じ受験期でも、子どもの状況によって必要な声かけは変わります。勉強していないように見えるとき、模試の判定が悪かったとき、過去問で点が取れなかったときでは、親が確認すべきことが違います。

大切なのは、親の不安を解消するために質問するのではなく、子どもが次に進むために質問することです。答えを急がせず、必要に応じて塾や講師にも状況を確認しましょう。

  1. 勉強していないように見えるときは、今日やる内容が決まっているか確認する。
  2. 模試の判定が悪いときは、判定ではなく失点原因を一緒に見る。
  3. 過去問で点が取れないときは、復習の方法を確認する。
  4. スマホが多いときは、責める前に時間の使い方を話し合う。
  5. 親子で話すとぶつかる場合は、第三者に入ってもらう。

親子喧嘩を減らすには、話すタイミングと範囲を決めます

受験期の親子喧嘩は、話す内容そのものよりも、タイミングや頻度で起こることがあります。子どもが疲れているときや、勉強直後に問い詰めると、必要な確認でも反発につながりやすくなります。

毎日細かく確認するより、週に一度だけ学習状況を話す時間を決める方が、落ち着いて話しやすい場合もあります。家庭で確認する範囲と、塾に任せる範囲を分けることも大切です。

  • 勉強直後や夜遅くに問い詰めない
  • 毎日ではなく、週単位で確認する
  • 成績だけでなく、行動の変化を見る
  • 親が管理する範囲を広げすぎない
  • 話が荒れそうなときは、塾や講師に相談する

家庭では支え、学習管理は塾に任せる選択もあります

受験期の保護者がすべてを抱える必要はありません。勉強計画、教材の優先順位、過去問の復習、模試後の分析まで家庭で管理しようとすると、親子関係に負担がかかることがあります。

家庭では生活リズムや声かけを支え、学習計画や進捗管理は塾や講師に任せる。そう分担することで、親子の会話が少し楽になることもあります。

受験期の声かけや学習管理で悩んでいる方へ

関関同立合格塾では、関関同立を目指す受験生に向けて、日々の学習計画や進捗管理、保護者への共有を行っています。親子だけで抱え込まず、今の状況を一緒に整理できます。

公式LINEで無料学習相談をする

受験期の言葉は、子どもを追い込むためではなく、次の行動を決めるために使いたいものです。責める言葉を少しだけ変えることで、親子の会話も受験勉強も前に進みやすくなります。

関関同立合格塾では、オンラインのマンツーマン授業と個別学習計画で、関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学を目指す高校生・浪人生をサポートしています。

あなたの志望校合格への道筋を
明確にします

現在の学力から志望校を分析し
最短ルートの合格戦略をご提案します。
保護者様・生徒さんともに
お気軽にご相談ください。