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学校の勉強と受験勉強の両立方法|定期テスト・課題の優先順位

学校の勉強と受験勉強の両立方法|定期テスト・課題の優先順位

こんにちは。関関同立合格塾で塾長をしております、角田です。

この記事では、学校の勉強と大学受験の勉強の両立が大変だと感じている方に向けて、何を優先し、どのように時間を使えばよいのかを解説します。

大学受験を意識し始めると、次のような悩みが出てくると思います。

  • 学校の課題や定期テスト勉強で、受験勉強まで手が回らない。
  • 学校の授業を大切にすべきか、受験用の参考書を進めるべきか迷う。
  • 部活や行事もあり、毎日の勉強時間が足りない。
  • 定期テストでは点が取れるのに、模試や過去問では点数が伸びない。
  • 学校の勉強と大学受験の勉強が別物に感じて、何から始めればよいか分からない。

結論から言うと、学校の勉強と大学受験の勉強は、完全に切り離して考える必要はありません。

ただし、学校の課題をこなすだけで大学受験対策が完了するわけではないという点には注意が必要です。

この記事では、学校の勉強を無駄にせず、大学受験の合格につながる形で両立するための考え方と具体的な勉強法を整理します。

学校の勉強と大学受験の両立が大変になる理由

学校の勉強と大学受験の勉強を両立するのが大変なのは、決して本人の努力不足だけが原因ではありません。

学校生活には、授業、課題、小テスト、定期テスト、部活、行事などがあります。そのうえで、大学受験に向けた英単語、英文法、長文読解、古文、社会、数学などの勉強を進める必要があります。

つまり、多くの高校生は、限られた時間の中でかなり多くのことを求められています。

両立が大変になりやすい原因

  • 学校の課題に時間がかかり、受験用の勉強時間が残らない。
  • 定期テスト前に受験勉強が止まってしまう。
  • 学校の授業内容と志望校の入試問題のレベルに差がある。
  • 部活や行事で、まとまった学習時間を取りにくい。
  • 何を優先すべきか分からず、勉強が場当たり的になる。

大切なのは、「学校の勉強か、受験勉強か」と二択で考えることではありません。

学校の勉強を受験につなげる部分と、受験用に追加でやるべき部分を分けることが必要です。

学校の勉強と受験勉強の重なりを確認する

学校の授業にも、初見読解、時間を測る演習、長期的な復習などが含まれる場合があります。「学校は暗記、受験は応用」と分けず、実際の教材・課題・試験内容を確認しましょう。

確認すること学校の学習で確認不足があれば追加すること
範囲授業・課題で扱う単元と進度志望方式に必要な未習範囲や弱点
問題形式初見問題、記述、資料問題等の有無受験する方式に合う形式の演習
時間と復習時間内に解く機会、既習範囲の復習時間配分の練習と忘れた範囲の復習

学校と受験用教材で同じ学習を重複させる必要はありません。自力でできる内容と、まだ練習が必要な内容を分けます。

学校の勉強を捨てるべきではない理由

大学受験を意識すると、「学校の授業より、受験用の参考書を進めた方がよいのでは」と考える方もいるかもしれません。

しかし、学校の勉強を完全に捨てるのはおすすめできません。

理由は、学校の授業や課題の中にも、大学受験の基礎につながる内容が多く含まれているからです。

学校の勉強を大切にすべき理由

  • 英単語、英文法、古文単語、数学の基礎など、受験の土台になる内容が多い。
  • 授業を理解しておくと、受験用参考書の理解が速くなる。
  • 定期テスト対策を通じて、基礎知識を確認できる。
  • 推薦入試や指定校推薦を考える場合、評定が関係することがある。
  • 学校の先生に質問できる環境を活用できる。

ただし、推薦入試や指定校推薦の条件、評定の扱い、出願資格などは学校や大学、年度によって異なります。必ず学校の先生や各大学の公式情報で確認してください。

一般入試を目指す場合でも、学校の勉強をうまく使えば、受験勉強の基礎固めに役立ちます。

学校教材で足りる部分と、追加が必要な部分を分ける

課題を提出したかに加えて、志望校の出題範囲・形式に対応できているかを確かめます。学校で入試演習まで扱っているなら、その教材を活用できます。

  • 英語は、学んだ文法や語彙を初見の英文でも使えているか確認する。
  • 国語は、本文の丸暗記に頼らず、初見の文章で解答の根拠を示せるか確認する。
  • 数学・理科・地歴公民なども、必要な単元や資料・記述問題の練習が含まれるか確認する。
  • 過去問で形式を見て、既習範囲の部分演習や、到達度に応じた時間内演習を組み合わせる。

追加教材は、不足が確認できた内容に絞ります。学校の課題だけでは必ず不足する、という意味ではありません。

両立するために最初に決めるべき優先順位

学校の勉強と大学受験の勉強を両立するには、最初に優先順位を決めることが重要です。

すべてを完璧にやろうとすると、時間が足りなくなります。その結果、学校の課題も受験勉強も中途半端になってしまうことがあります。

まずは、次の順番で整理してください。

優先順位を決める手順

  1. 志望校と入試方式を確認する
  2. 必要な受験科目と配点を確認する
  3. 現在の学力と苦手科目を整理する
  4. 学校の課題で受験につながるものを見極める
  5. 学校とは別に必要な受験勉強を決める

入試方式や配点は、大学、学部、年度によって変わることがあります。志望校を決める際は、必ず各大学の公式サイトや最新の入試要項を確認してください。

優先順位が決まると、「今日は何をやるべきか」が明確になります。

時間不足だけでなく、課題量・難易度・優先順位も確認することが大切です。

一般選抜と推薦では、学校の勉強の優先順位が違う

学校の課題と受験用参考書のどちらを優先するかは、入試方式によって変わります。提出期限や進級・卒業に必要な学習を守ったうえで、次のように整理してください。

受験方針優先すること避けたい判断
一般選抜を中心に受験受験科目と重なる課題を基礎固めに使い、初見問題・弱点補強の時間も確保する。課題を提出しただけで、志望校対策も終わったと考える。
指定校推薦・学校推薦型選抜も検討学校内の選考条件と大学の出願条件を確認し、評定・提出物・欠席等の扱いを先生に相談する。一般選抜の勉強を理由に、必要な評定や学校内の条件を見落とす。
方式をまだ決めていない学校の成績を維持しながら、英語など受験にも共通する基礎を進める。方式が未定のまま、学校の勉強か受験勉強のどちらかを全面的に捨てる。

推薦の条件は学校・大学・学部・年度によって異なります。評定の具体的な基準や出欠の扱いを一律には決められません。最新の募集要項と学校内の選考条件を確認してください。

平日の時間は生活と課題に合わせて組み立てる

朝・休み時間・帰宅後・夜のどこを使うかは、通学や部活、集中しやすい時間帯によって変わります。休み時間をすべて勉強に充てる必要もありません。

取れる時間の例学習の候補
短い時間必要科目の単語・用語や、前に間違えた問題の確認
まとまった時間提出期限の近い課題、読解、数学の演習など
疲れている日量を減らす、別日に移す、休息を優先する

復習は継続しやすい間隔で予定します。毎日できるかだけで評価せず、休んだ後にどこから再開するかも決めておきましょう。

平日に90分取れる場合の時間配分例

以下は、帰宅後に学習時間を90分確保できる日の組み立て例です。必要な勉強時間や合格を保証する基準ではありません。課題量、部活、通学、現在の学力に合わせて調整してください。

時間やること終わり方
10分英単語・古文単語などの復習覚えていない項目を翌日の確認対象に残す。
30分提出期限の近い課題・学校の復習受験科目と重なる問題は、答えの根拠まで確認する。
40分受験用教材で弱点を1つ補強文法1単元、数学の解き直しなど、課題を絞って自力で確認する。
10分間違いの確認・翌日の準備残った課題と次に着手する内容を決める。

学校の課題が30分で終わらない日は、提出期限を見て配分を変えて構いません。定期テスト前は、学校の範囲と受験内容が重なる復習を中心にし、長時間の初見演習を別日に移す方法もあります。睡眠や必要な休息を削って帳尻を合わせる計画にはしないでください。

高2で英語の進み方を整理したい場合は、高2からの英語学習と英文法・英文解釈の期限も参考にしてください。

定期テスト期間は重なる学習を活用する

提出物や試験範囲を確認し、受験にも必要な内容は共通の復習として扱います。推薦を検討する場合は、校内選考条件も踏まえて配分してください。

  • 期限のある学校課題と、今週取り組む内容を整理する。
  • 余力があれば必要科目の語彙などを短く復習する。
  • 時間が足りない日は受験用教材を休み、テスト後の再開日を決める。
  • テストで間違えた問題は、必要に応じて受験用の復習にも組み込む。

受験用教材を一時的に止めること自体を失敗と考える必要はありません。睡眠・休息も含めて週全体を調整します。

学校の課題が終わらず、受験勉強ができない日の対処法

課題が多い日は、全部を同じ深さでやろうとする前に、期限と理解度を整理します。課題を無断で省略したり、答えを写して提出したりすることを勧めるものではありません。

  1. 提出期限を確認する。 今日必要なものと、翌日以降に分けられるものを区別する。
  2. 受験科目と重なる部分を見つける。 英文法や数学などの課題は、受験の基礎復習としても使う。
  3. 分からない問題で止まり続けない。 解説を確認した後、自力で解き直す。理解できない点は印を付けて先生に質問する。
  4. 受験用教材を増やさない。 その日は復習や弱点1つに絞り、予定した新規演習は別日に移す。
  5. 何日も同じ状態なら計画を修正する。 課題に使った時間を記録し、学校の先生や指導者に相談して、週全体の教材量を調整する。

「学校の勉強を捨てる」よりも、学校の課題を受験に活用する部分と、別に必要な演習を分ける方が、重複した勉強を減らしやすくなります。時間不足の整理は、関関同立に向けた勉強時間の考え方も確認してください。

英語の両立方法

英語は、学校の勉強と受験勉強をつなげやすい科目です。

学校で扱う英文法、英文読解、英単語の内容は、大学受験にもつながります。ただし、学校の内容を受験で使える形にするには、復習の仕方を工夫する必要があります。

学校の英語を受験につなげる方法

  • 授業で出てきた英単語を、単語帳でも確認する。
  • 英文法の問題は、なぜその答えになるのか説明できるようにする。
  • 授業で扱った英文を、主語・動詞・修飾関係まで確認する。
  • 長文は訳を覚えるのではなく、構造と設問根拠を確認する。
  • 学校の小テストを、受験単語や文法の定着確認として使う。

受験用の英語では、特に英単語、英文法、英文解釈、長文読解の流れが大切です。

英語で毎週確認したいこと

  • 必要な語彙を、予定した間隔で復習できているか。
  • 英文法の基礎問題で大きく崩れていないか。
  • 英文解釈で1文を正確に読めているか。
  • 長文を解いた後に、読めなかった原因を分析しているか。

国語の両立方法

国語は、学校で扱う教材と志望方式で求められる内容を照合しましょう。

定期テストでは、授業で扱った本文の内容を覚えていれば点が取りやすい場合があります。しかし、大学受験では初見の文章を読み、本文の根拠をもとに解答する力が必要です。

現代文の両立方法

  • 学校の本文でも、主張と具体例を分けて読む。
  • 記述や選択肢の根拠が本文のどこにあるか確認する。
  • 定期テスト後も、読み方の復習をする。
  • 受験用には、初見の問題演習も別で行う。

古文の両立方法

  • 学校で出た古文単語を、受験用単語帳でも確認する。
  • 助動詞、敬語、主語の省略を授業中から意識する。
  • 本文の現代語訳を覚えるだけで終わらせない。
  • 初見の古文を読む練習も入れる。

国語は、学校のテストだけで判断すると、受験で必要な力が見えにくいことがあります。

定期テストの点数と、初見問題で得点する力は分けて考えるようにしてください。

社会・理科・数学の両立方法

社会、理科、数学は、学校の授業進度と受験勉強の進め方をどう合わせるかが重要です。

特に学校の進度が遅い場合や、志望校の入試で早めに全範囲を固める必要がある場合は、学校の授業だけに頼ると間に合わないことがあります。

社会の両立方法

  • 学校で習った範囲を、理解度に応じた間隔で復習する。一問一答は用語確認の一例です。
  • 用語暗記だけでなく、流れや因果関係を整理する。
  • 定期テスト後も、忘れる前に復習する。
  • 受験では正誤問題や資料問題にも対応できるようにする。

理科・数学の両立方法

  • 学校で習った公式や解法を、無理のない予定で基本問題から確認する。
  • 定期テスト前だけでなく、週単位で復習する。
  • 解答を見て分かったつもりで終わらせず、自力で解き直す。
  • 志望校の入試で必要なレベルまで、段階的に問題演習を増やす。

受験科目や配点は志望校によって異なります。必要な科目を正しく確認したうえで、学校の進度と受験勉強の計画を調整してください。

両立の計画を見直すときの確認点

両立が負担になっている場合は、次の点を確認してみましょう。

  • 学校の課題を終わらせるだけで満足してしまう。
  • 定期テスト後に再開する学習を決めていない。
  • 受験に必要な科目や配点を確認していない。
  • 参考書を増やしすぎて、どれも中途半端になる。
  • 平日に完璧な計画を立てすぎて、続かない。
  • 復習時間を取らず、問題を解きっぱなしにする。
  • 学校の授業を受け身で聞くだけになっている。

特に注意してほしいのは、学校の課題を「作業」として終わらせてしまうことです。

同じ課題でも、ただ提出するためにやるのか、受験につながる知識として定着させるのかで、効果は大きく変わります。

注意点

学校の勉強と受験勉強を両立するには、勉強時間を増やすだけでは足りません。何が受験につながるのか、何を追加でやるべきなのかを整理することが大切です。

個別学習計画の作成はご希望の方のみです。計画の対象科目と見直し方法、授業・質問・添削の対応範囲は受講内容に応じて相談してください。詳しくは料金・サポート内容をご確認ください。

LINEは授業外にも質問・相談を送れる窓口です。24時間の受付と回答時期は区別し、対象科目・内容、担当、回答の目安を事前に確認してください。月1回の保護者報告と必要に応じた相談・面談も別です。共有する内容は本人の希望も踏まえて相談します。自習の進捗は申告・提出物などから確認できた範囲で、全科目・全時間を常時把握するものではありません。

国語の古文・漢文・記述、数学・理科なども、受験年度・学部・方式の必要範囲に合わせて扱います。

関関同立合格塾でできる学習計画サポート

関関同立合格塾では、関関同立を目指す受験生に向けて、オンライン個別指導を行っています。

学校の勉強と大学受験の両立で悩んでいる場合、必要なのは「もっと頑張ること」だけではありません。

大切なのは、学校の課題、定期テスト、受験用参考書、過去問対策をどう整理して進めるかです。

  • 現在の学力と志望校との差を確認する。
  • 学校の課題と受験勉強の優先順位を整理する。
  • 平日と休日の学習計画を作成する。
  • 定期テスト期間中の受験勉強の残し方を決める。
  • 参考書の進め方と復習方法を具体的に指導する。
  • 授業外にもLINEで質問や相談を送れる。

学校の勉強と大学受験の両立で悩んでいる方へ

課題や定期テストに追われて受験勉強が進まない方は、まず現在地と優先順位を整理することが大切です。

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まとめ

学校の勉強と大学受験の勉強を両立するのは、簡単なことではありません。

しかし、学校の勉強をすべて捨てる必要はありません。大切なのは、学校の勉強を受験につなげる部分と、受験用に追加でやるべき部分を分けて考えることです。

  • 学校の勉強と受験勉強の目的の違いを理解する。
  • 学校の授業や課題を、受験の基礎固めに活用する。
  • 学校の課題だけで足りない部分は、受験用参考書で補う。
  • 平日は生活に合わせ、実行できる学習と復習を予定する。
  • 定期テスト期間は学校の学習との重なりを活用し、必要なら教材量を減らす。
  • 志望校の入試方式、配点、必要科目を必ず確認する。

両立で悩んでいるときほど、気合いだけで乗り切ろうとするのではなく、優先順位と時間の使い方を見直すことが大切です。

今の勉強の進め方に不安がある方は、まず学校の勉強と受験勉強をどうつなげるかを整理してみてください。

関関同立合格塾 塾長 角田

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