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関関同立とMARCHを併願する注意点|試験会場・移動・英語方式を確認
関関同立とMARCHを併願する注意点|試験会場・移動・英語方式を確認
関関同立とMARCHを併願するなら、最初に確認したいのは、大学群の難易度ではなく、選んだ入試方式で実際に受験できるかです。
同じ大学でも、地方会場で受けられる方式と、本学の会場へ移動する方式があります。試験日が重ならないだけでは、移動・前泊・翌日の受験まで無理なく組めるとは限りません。英語も、独自試験、外部試験、大学入学共通テストのどれを使うかで準備が変わります。本記事では、東西の大学を併願する際に見落としやすい会場・日程・英語の条件を整理します。2027年度の例は大学公式の入試ガイド等に基づき、最終的な出願条件は当該年度の入学試験要項で再確認することを前提にしています。
この記事の要点
関関同立とMARCHの併願で先に決めること
関関同立は関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学、MARCHは明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学を指す呼び方です。ただし、これらは共通の入試制度を持つ一つの大学ではありません。学部・学科・方式まで指定しないと、科目や会場、英語の扱いは決まりません。
「東京にも出願する」から一段具体的にする
候補は「大学名/学部・学科/入試方式/受験地」の単位で書き出します。まず進学したい理由がある候補を残し、その候補に必要な移動と準備を調べてください。関西在住だからMARCHはすべて東京で受験する、関東在住だから関関同立はすべて関西へ行く、と先に決めつける必要はありません。
大学群を入れ替えても安全校にはならない
関関同立に向けて勉強しているからMARCHを安全校にできる、という判断はできません。逆方向も同じです。学部・方式の条件と、実際の過去問でどの科目に失点が出るかを確認します。併願校全体の役割を整理したい場合は、関関同立の併願校の組み方も参考にしてください。本記事では、東西の移動を伴う受験が成立するかに焦点を当てます。
試験会場は大学ではなく方式ごとに確認する
大学の所在地、進学後に通うキャンパス、受験会場は別の情報です。候補の方式で自宅に近い会場を選べるかを確認すると、遠方受験が必要な出願と、地元で受けられる出願を分けられます。
立教大学の例:試験会場を希望できない
立教大学の2027年1・2月実施入試Q&Aでは、一般入試は池袋キャンパスまたは新座キャンパスで実施し、会場の希望は受け付けないと案内しています。志望学部のキャンパスや出願受付順とも関係ありません。実際の試験会場は受験票で確認し、指定された会場に向かってください。宿泊・移動は、進学先のキャンパスだけを想定して決めないようにしましょう。
明治大学の例:全学部統一と学部別で受験地が違う
明治大学の2027年度入試ガイドでは、全学部統一入学試験の実施都市に大阪が含まれています。一方、学部別入学試験は本学キャンパスでの実施と案内されています。「明治大学は大阪で受けられる」と大学名だけでまとめず、自分が出願する方式に当てはめて確認する必要があります。
| 受験の形 | 現地に行く負担 | 先に確認すること |
|---|---|---|
| 近隣の地方会場を利用 | 東西の移動を減らせる可能性がある | 対象方式・選択できる試験地・会場決定方法 |
| 遠方の本学会場で受験 | 交通・宿泊・会場までの経路が必要 | 集合時刻・会場所在地・前後の試験 |
| 共通テスト利用方式 | 大学独自試験の有無で異なる | 要項に示された試験・提出物・締切 |
表は確認のための分類であり、各大学にすべての形があるという意味ではありません。地方会場の有無は年度と方式で確認し、最終的な会場は大学の案内や受験票で確かめてください。
試験日・移動・前泊を一つの日程にする
カレンダーには試験日だけでなく、「自宅を出る日」「宿泊」「会場への移動」「帰宅」を入れます。関西での試験の翌日に東京の試験がある場合、日付が違うことと、余裕を持って会場に到着できることは別です。
移動後に勉強できる時間を多く見積もらない
試験が終わってから駅へ移動し、交通機関に乗り、宿泊先に着くまでにも時間と体力を使います。移動中に過去問を一回分解けることを前提に予定を埋めず、復習は単語や確認事項など持ち運びやすいものに絞ります。遠方受験の直前まで、新しい大学の対策を残さない計画が必要です。
| 見落としやすい予定 | 確認する情報 | 対応の考え方 |
|---|---|---|
| 試験の翌日に遠方で受験 | 終了予定・乗換・宿への到着・翌朝の集合 | 間に合うだけでなく休息が取れるかを確認 |
| 同じ都市で連日受験 | 各日の会場と宿からの経路 | 都市名が同じでも会場が違う前提で調べる |
| 地方会場を使う予定 | 出願方式と指定された試験地 | 近隣会場を選べない場合の代替案を持つ |
費用は出願と現地受験を分けて見積もる
検定料だけではなく、交通費、宿泊費、会場までの交通、現地の食費を別に見積もります。交通・宿泊を手配する前に、試験日と会場の情報を確かめ、変更や取消の条件も確認してください。これは合格後の入学手続費用とは別の予算です。
確認が済むまでは候補を「受験可能」「条件確認待ち」「日程上見送り」の三つに分けます。要項がまだ公開されていない候補を、確定した予定のように数えないことが大切です。
英語の評価方法と提出条件を分けて確認する
英語を勉強していることと、その入試方式で使える英語の得点を持っていることは同じではありません。独自試験を受けるのか、外部試験のスコアを使うのか、共通テストの英語を使うのかを先に区別します。
立教大学の例:独自試験対策だけでは足りない場合がある
立教大学の2027年1・2月実施の一般入試Q&Aでは、英語は英語資格・検定試験のスコアまたは当年度の共通テスト英語を用いると案内されています。ただし、文学部の2月11日の入試には独自英語試験があり、法学部国際ビジネス法学科のグローバルコースにも別の出願条件があります。例外まで含めて自分の学科・日程を確かめてください。
英語資格を使う場合は、対象試験、必要な技能、スコアの有効期間、証明・提出方法を要項で確認します。「英検を受けた」というだけで使用できるとは限りません。換算方法が大学ごとに違うため、他大学の換算点をそのまま当てはめないことも重要です。
立教大学の一般入試では、提出された英語資格・検定試験のスコアや共通テスト英語の得点に、出願締切後に統計的処理を行って得点化します。公式Q&Aでは事前に換算点を示せないと説明されています。一方、共通テスト利用入試で英語資格・検定試験を使う場合は、入試要項等に掲載される換算表を確認します。一般入試に、その換算表の点数をそのまま適用しないでください。
一般入試の共通テスト英語利用と、共通テスト利用入試を混同しない
一般入試で英語の評価に共通テストを使っても、他科目の大学独自試験がなくなるわけではありません。一方、立教大学の共通テスト利用入試は、大学独自の個別学力試験を課さないと案内されています。方式名と必要な受験を一組にして確認してください。
- 方式を特定し、必要な科目と英語の評価方法を確認する。
- 英語資格・共通テスト等の利用条件と提出物を書き出す。
- 出願締切とは別に、証明書の準備・提出に間に合うか確認する。
- 会場と移動を含めた日程を確定し、残る個別対策を学習予定に入れる。
明治大学・立教大学の公式案内では、2027年度の一般選抜等の要項は11月上旬公開予定とされています。現段階のガイドで候補を整理し、最終要項の公開後に方式・会場・提出条件を再確認してください。
関関同立とMARCHの併願でよくある質問
MARCHを受けるには必ず東京へ行く必要がありますか?
一律にはいえません。地方会場のある方式や、大学独自試験を課さない方式もあります。ただし、大学名だけで判断せず、対象年度の学部・方式で確認してください。近隣会場で受験できても、入学後の通学先が近隣になるという意味ではありません。
試験日が重ならなければ併願できますか?
日付だけでは判断できません。前日の試験終了から移動し、宿泊先に着き、翌朝の集合に間に合うかを確認します。睡眠や食事を確保しにくい予定なら、日程や方式を見直す候補にしてください。
関関同立向けの英語対策をそのまま使えますか?
語彙・文法・読解などの基礎は生かせます。ただし、提出スコアが必要な方式では、その準備が別に必要です。独自試験を受ける場合も、過去問で設問形式と時間配分を確認し、追加対策が間に合うか判断してください。
まとめ:出願前に東西の受験が成立するか確かめる
関関同立とMARCHの併願は、大学群を比較するだけでは決まりません。学部・方式を特定して試験会場を確認し、移動と宿泊を含む予定を作り、英語の評価方法と提出条件を揃えてから出願を決めましょう。
近隣会場を利用できる候補は移動負担を減らせる可能性がありますが、それだけで対策負担や合格の難しさが下がるわけではありません。進学したい理由を保ちつつ、受験当日に実力を出せる予定になっているかを確かめることが大切です。
制度の確認に用いた大学公式資料(立教大学Q&Aの英語換算・試験会場は2026年10月24日確認。その他は2026年10月3日確認):
関関同立とMARCHの併願に向けて学習計画を整理したい方へ
候補の入試方式と現在の得点状況を踏まえ、追加対策をどこまで組み込めるか一緒に整理します。
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公式LINEで無料学習相談するまず一つの候補について、方式と会場を確認し、試験前日から翌日の集合までを予定に入れてみましょう。条件が未確認の候補は、確定した受験予定と分けて管理してください。